ティモシー・シャラメ主演の映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の概要、キャスト、声優情報、ネタバレ感想を徹底解説。疑問に思ったウォンカの設定違いも解説。ウィリー・ウォンカの若き日々を描くファンタジー超大作を詳しく解説します!
印象的なセリフ『ウンパ ルンパ ドゥンパティ ドゥ』
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』について
概要
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は2023年公開のミュージカル・ファンタジー映画。
監督はポール・キング、主演はティモシー・シャラメ。ロアルド・ダールの小説『チョコレート工場の秘密』の前日譚で、ウィリー・ウォンカの若き日々を描く。
彼が夢を追い、有名な食の町でチョコレート店を開業するまでの苦難と冒険が描かれる。
映画は完全オリジナルストーリーで、ウォンカのキャラクター設定も独自のもの。
作品情報
- 公開日または配信開始日: 2023年12月8日
- ジャンル:ファンタジー
- カテゴリー:映画
- 上演時間:116分
- 制作国:イギリス、アメリカ
- 年齢制限:7+
- 主演:ティモシー・シャラメ(ウィリー・ウォンカ)
- 監督:ポール・キング監督(代表作:パディントン)
視聴可能な主なVOD
*VODとは、ビデオオンデマンドの略で、視聴者が好きなときに好きな動画作品を見ることができるサービスです。
*2024/9現在、月額使用料で視聴出来るサービスのみ表記しています。
ぼくは息子と映画館で鑑賞しました。
皆さんのコメントまとめ
良いコメント
・ティモシー・シャラメの演技が素晴らしく、ウォンカの魅力が引き立っている。
・音楽とミュージカルシーンが楽しく、視覚的にも楽しめる。
・ファンタジーの世界観が見事に表現されている。
・キャラクター設定が魅力的で、物語に引き込まれる。
・映像美が美しく、細部までこだわりが感じられる。
悪いコメント
・ストーリーの展開が予測可能で、平凡に感じる。
・原作の魅力が十分に引き出されていない。
・一部のキャラクター描写が浅く、感情移入しにくい。
・テンポが遅く、途中で飽きてしまう。
・ミュージカルシーンが多すぎて、物語の進行を妨げている。
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、ティモシー・シャラメの魅力的な演技や美しい映像美、楽しいミュージカルシーンが高く評価されています。一方で、ストーリー展開が平凡で原作の魅力が十分に引き出されていない点や、一部キャラクターの描写が浅いとの指摘もあります。
全体として、視覚的に楽しめるファンタジー映画として評価されています。
まとめ
うずひこの評価
イメージ画像ウォンカとチョコレート工場のはじまり
感想
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』についての感想を書いています。
世界で6億ドルの興行収入を収めている「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」。この作品は、ティム・バートン&ジョニー・デップで制作された「チャーリーとチョコレート工場」よりもずっと以前の物語を描いています。ウンパ・ルンパとの出会い、そしてチョコレート工場が完成するまでの過程が完全オリジナルシナリオで綴られています。
本作は、ミュージカルパートが多くを占めており、台詞を曲に乗せて伝えるシーンが魅力的です。
時は1948年。ウィリー・ウォンカは夢を追い、グルメ・ガレリアにやってきました。資金もコネもない彼は、出世払いで宿に泊まり、翌日から不思議なチョコレートを販売し始めます。しかし、大手業者の妨害や警察の取り締まりに遭い、借金を抱えることに。孤児ヌードルたちの助けを借りながら、ついに自身の店「Wonka」を開業しますが……。
ネタバレ!(ここをクリック)
キャスト(声優さん)
役名 | 役者 | 日本語吹替え声優 |
---|---|---|
ウィリー・ウォンカ | ティモシー・シャラメ | 花村想太さん |
ヌードル | ケイラ・レーン | セントチヒロ・チッチさん |
ウィリーの母 | サリー・ホーキンス | 本田貴子さん |
アーサー・スラグワース | パターソン・ジョセフ | 岸祐二さん |
ジュリアス神父 | ローワン・アトキンソン | 松尾駿さん |
ウンパルンパ | ヒュー・グラント | 松平健さん |
声優を本業とされている方よりも、ミュージシャン、俳優、コメディアンなど、多くの業種の方が吹替を担当されています。
名前 | 職業 | 代表作 |
---|---|---|
花村想太さん | Da-iCEボーカル | CITRUS |
セントチヒロ・チッチさん | BiSHメンバー | PAiNT it BLACK |
本田貴子さん | 声優 | とっとこハム太郎「のっぽくん」 |
岸祐二さん | 俳優 | 激走戦隊カーレンジャー:レッドレーサー |
松尾駿さん | コメディアン | チョコレートプラネット |
松平健さん | 俳優 | 暴れん坊将軍 |
キャラクターの設定違い
ジョニー・デップ版のウィリー・ウォンカは、言葉遣いが汚く、人の不幸を笑い、子供っぽい性格で描かれています。物語が進むにつれ、彼の行動は父親との確執が原因であることが示唆されています。
一方、ティモシー・シャラメ版のウィリー・ウォンカは、チョコレートを一途に愛する好青年で、決して夢をあきらめない姿が印象的です。彼の言動の源は、母親の影響を受けていることが描かれています。
性格から背景に至るまで正反対であるウィリー・ウォンカとは、いったいどんな人物なのでしょうか。今回、脚本も担当しているポール・キング監督は、ジョニー・デップ版ではなく、ジーン・ワイルダー主演の1971年版「夢のチョコレート工場」を参考にしていると言われています。
「ミュージカルで、と言い出したのは私だったと思う。71年版と〝姉妹編〟にしたかった」
引用:ひとシネマインタビュー
ジーン・ワイルダー版は、ダークな部分を持ちながらも、基本的には気さくでチョコレート愛に溢れる人物像が描かれており、ジョニー・デップ版とは随分印象が異なります。
もともと原作とは異なるウィリー・ウォンカ像を創造したティム・バートンは、アダルトチルドレンの設定を強調するエピソードとして、父との確執を描いています。
ご興味がある方は、1971年版「夢のチョコレート工場」をご覧いただくと、ティモシー・シャラメ版ウィリー・ウォンカの設定もしっくりくるのではないでしょうか。
ティモシー・シャラメは、お気に入りの俳優です。アメリカとフランスの二重国籍を持つ彼は、独特の雰囲気を醸し出す俳優ですが、「君の名前で僕を呼んで」でアカデミー賞主演男優賞にいきなりノミネートされました。その後も”青年”ティモシー・シャラメを演じ続けてきましたが、若き”王”にもなりました。「ヘンリー5世」もさることながら、「Dune」での「ポール」役も実に見事に演じています。さらに、年末には「ボブ・ディラン」に扮する「A Complete Unknown」が全米で公開予定です。
話題の尽きないティモシー・シャラメですが、ミュージカル作品ということもあり、ぜひ吹き替えなしで、ティモシー・シャラメの歌声をお楽しみください。個人的には大満足作品です。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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