Netflixオリジナル映画『アイズ・オン・ユー』の詳細なレビューと感想をお届けします。アナ・ケンドリックが初監督を務めたこのスリラーは、実際の連続殺人事件を基にした衝撃のストーリー。キャストや印象的なセリフの解説も!驚愕のネタバレありで、あなたもこの話題作を深く理解できます。
印象的なセリフ『自分をごまかすな、ぼくはごまかさない』
you have to stop performing.you have to stop performing.
Netflixオリジナル映画『アイズ・オン・ユー』について
概要
アナ・ケンドリックが監督・主演!女優を目指していたシェリルは、人気番組「ザ・デートゲーム」に出演。知性と魅力ある彼は、実は連続殺人犯だった。
実話をベースにしたスリラーで、アナの演技と監督としての才能が光る✨ハラハラドキドキの展開に目が離せない!
作品情報
- 公開日または配信開始日:2024年10月18日
- ジャンル:スリラー
- カテゴリー:映画
- 上演時間:95分
- 制作国:アメリカ
- 年齢制限:16+
- 主演:アナ・ケンドリック(シェリル・ブラッドショー)、ダニエル・ゾヴァット(ロドニー・アルカラ)
- 監督:アナ・ケンドリック(初監督作品)
視聴可能な主なVOD
*VODとは、ビデオオンデマンドの略で、視聴者が好きなときに好きな動画作品を見ることができるサービスです。
*2024/10現在、月額使用料で視聴出来るサービスのみ表記しています。
ぼくはNetflixで観ました
皆さんのコメントまとめ
良いコメント
ストーリーの魅力: 実際の事件に基づいたストーリーが緊張感を生み出し、観客を引き込む。
演技力: 主演の演技が素晴らしく、キャラクターに深みを与えている。
視覚的な演出: 映像美が際立ち、特に緊迫したシーンでの演出が効果的
。
悪いコメント
テンポの問題: 一部のシーンが冗長で、ストーリーの進行が遅く感じられることがある。
キャラクターの深掘り不足: 一部のキャラクターが十分に描かれておらず、感情移入が難しいとの意見も。
この映画は、実際の事件を基にした緊迫感のあるストーリーと素晴らしい演技が評価されていますが、テンポやキャラクターの描写に関しては賛否が分かれています。全体として、視覚的な魅力とストーリーの深さが印象的な作品です。
まとめ
うずひこの評価
イメージ画像アイズ・オン・ユー
感想
Netflixオリジナル映画『アイズ・オン・ユー』についての感想を書いています。
アナ・ケンドリックさん初の監督作品「アイズ・オン・ユー」(原題:Woman of the Hour)は、2023年9月8日にトロント国際映画祭でプレミア上映され、大きな話題を集めました。その後、Netflixが配給権を取得し、2024年10月18日から世界配信がスタート。1977年、ワイオミング州で起きた連続殺人事件を背景に、人気テレビ番組「ザ・デート・ゲーム」に出演した女性が、知らず知らずのうちに殺人犯と運命を共にするという実話に基づいたスリラーです。
1977年、ワイオミング州の広大な平原で、連続殺人犯ロドニー・アルカラが女性を絞め殺します。ロサンゼルスで女優を目指すシェリルは、「ザ・デート・ゲーム」の出演が決まります。気乗りしないシェリルではありましたが、会場を飲み込む雰囲気を作り盛り上げます。しかし、彼女が選んだのは、連続殺人犯ロドニー・アルカラその人でした。
ネタバレ!(ここをクリック)
デートゲームキラー:ロドニー・アルカラ
全貌が解明されることなく獄中死(2021年)を迎えたロドニー・アルカラは、130人近くの女性を暴行・殺害したとされています。
Alcala went on the popular game show The Dating Game in 1978, and even managed to be “Bachelor Number One,” despite the fact that he had already killed several women by that time. The casting people and producers also somehow managed to miss his criminal record, including his disturbing 1972 child molestation conviction.
Alcala used every ounce of his charm while on the show, and actually won a date with Cheryl Bradshaw, the episode’s bachelorette, whose affections he was competing for. They never did go on that date though, as Bradshaw thought he was creepy.
引用:ranker.com/
上記の記事では、1978年に『The Dating Game』に出演したロドニー・アルカラは1972年ではなく1968年に児童性的虐待の罪で有罪判決を受けていたが、テレビ局関係者はこの事実を見逃していたと伝えています。 また、映画同様、シェリル・ブラッドショーがロドニー・アルカラを気味悪く思い、実際のデートは行っていないとも伝えています。
監督: アナ・ケンドリック
コメディエンヌとしての印象が強いアナ・ケンドリックさんが、なぜこのようなシリアスな映画で主演を務め、さらに監督デビュー作に選んだのか、興味深いですね。この映画への出演が決まった後、クロエ・オクノ監督が降板し、アナ・ケンドリックさんが監督を引き継いだという経緯があるようです。
“Every moment of the movie is kind of a reflection of my own terror,” she says. “I don’t think it’s an accident that I responded to this script at a time when I’d just been through something really devastating and traumatic and that really changed my worldview.”
引用:variety.com
インタビューでこのように語っているアナ・ケンドリックさん。映画『Alice, Darling』のプロモーション中に、強烈なトラウマの経験を明かした彼女は、『アイズ・オン・ユー』の脚本に深く共感し、自身の経験を反映させたいと考えたようです。監督業への挑戦に関心を持っていた彼女にとって、これはまさにうってつけの機会だったのかもしれません。
サイコキラー特有のスリラーを期待してしまうと・・
監督も兼任という意気込みを感じますが、原題「Woman of the Hour」(時の女性)の通り、ロドニー・アルカラが出演した「The Dating Game」でペアになったシェリル・ブラッドショーに焦点を当てている点が、私にはしっくりきませんでした。
それぞれのキャラクターの描かれ方が浅く、深みに欠けるため、感情移入しづらいまま物語が進んでいきます。レストランでの二人の食事シーンは、ロドニーの狂気的な思考が垣間見え、シェリルの恐怖がひしひしと伝わってくる最大の見せ場です。しかし、このシーンにさらなる魅力が加わっていれば、作品全体の印象が大きく変わったのではないかと感じます。
Netflixオリジナル作品の魅力は、世界中の様々な作品を気軽に楽しめること。中でも、お気に入りの俳優が出演している作品は、より一層の楽しみを与えてくれます。「アイズ・オン・ユー」もそんな作品の一つです。コメディエンヌとして知られるアナ・ケンドリックさんが、本作では監督を務め、新たな一面を見せてくれました。
コメディ要素を期待して鑑賞すると、少し物足りないと感じるかもしれませんが、アナ・ケンドリックさんの演技はもちろん、連続殺人犯を演じたダニエル・ゾヴァットさんの怪演も見どころの一つです。ゾヴァットさんは、知的な言動の裏に潜む狂気を巧みに表現し、観る者をゾッとさせます。
本作は、これまでのサイコキラー映画とは一味違う視点から描かれており、私たちに深い考えを促します。ぜひ、アナ・ケンドリック監督の鮮烈なデビュー作を、Netflixで体験してみてください。新たな魅力が発見できるかもしれませんよ。
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