映画『スイート・マイホーム』のネタバレ、感想、解説を徹底紹介。家庭内に潜む恐怖と考察、漫画版の情報も掲載しています。理想の家庭が恐怖に変わる瞬間を体験しましょう!
映画『スイート・マイホーム』について
概要
「スイート・マイホーム」は、愛する家族のために新居を購入した主人公が、その家に潜む恐怖に怯えていく物語。
家庭の中に潜む闇を描いたホラー作品で、主人公一家の幸せな新居生活が徐々に恐怖に変わっていく展開が印象的。観る人によって後味が変わる作品として話題を呼び、家庭内の恐怖をテーマにした作品への需要が高まる可能性がある。
作品情報
- 公開日または配信開始日:2023年9月1日
- ジャンル:ホラー、ミステリー
- カテゴリー:映画
- 上演時間:114分
- 制作国:日本
- 年齢制限:G(どなたでも視聴可能です)
- 主演:窪田正孝(清沢賢二)、蓮佛美沙子(清沢ひとみ)、奈緒(本田)
- 監督:齊藤工(監督作品:blank13、ゾッキ等)
視聴可能な主なVOD
*VODとは、ビデオオンデマンドの略で、視聴者が好きなときに好きな動画作品を見ることができるサービスです。
*2024/8現在、月額使用料で視聴出来るサービスのみ表記しています。
皆さんのコメントまとめ
👍 良いコメント:
・「映像が綺麗で、理想的な家が話が進むにつれ不気味なものへと変わっていく」と、ホラー作品としての演出が高く評価されています。
・「新感覚のサスペンスホラー」と、従来のホラー映画とは一線を画す作品性が評価されています。
・「斎藤工監督の織りなす傑作」と、監督の手腕が高く評価されています。
・「ここ10年で一番面白かった」と、作品の面白さが高く評価されています。
・「色々詰め込んだな」と、作品の濃密な内容が評価されています。
👎 悪いコメント:
・「正直これ以上期待できない」と、期待外れだったという意見があります。
・「ねっとりしたジャパニーズホラー」と、ジャパニーズホラーの特徴が強すぎるという意見があります。
・「家庭内の恐怖をテーマにした作品への需要が高まる可能性がある」と、作品の影響力に懐疑的な意見があります。
全体として、映像美やサスペンス性、監督の手腕などが高く評価されている一方で、一部には期待外れや内容の分かりにくさなどの意見もあるようです。作品の魅力と課題が混在しているようですね。
まとめ
うずひこの評価
イメージ画像スイート・マイホーム
感想
映画『スイート・マイホーム』についての感想を書いています。
第13回小説現代長編新人賞を受賞(2018年)した神津凛子さんの長編小説を原作に、俳優としても活躍している齊藤工監督が映像化した作品です。また、漫画アプリPalcyで漫画版が掲載中です。(2024年8月現在)
寒さの厳しい土地柄で「まほうの家」と呼ばれる注文住宅を購入した清沢家。温かい家庭を築いていくはずが、少しずつ生まれるほころび。「誰かに見られている」というひとみの意識の正体は…?
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王道
統合失調症である兄、清沢聡(窪塚洋介)の言動や、住宅販売会社社員、甘利浩一(松角洋平)の思わせぶりな言動、すべてが真実をよりセンセーショナルにするための演出となっています。
「ホラーミステリー」というジャンル上、欠かせない要素ではありますが、引かれたレールの上を歩かされている感は拭えません。
充実過ぎる設備
本田(奈緒)によって運び込まれたであろう屋根裏の充実した設備。清沢賢二(窪田正孝)も随分と通りづらそうにしていた屋根裏の入口の先には、かなり厚みのあるベッドマット、テーブル、監視用機器など、一人では運び込めそうもない物で溢れています。アメリカで店舗看板を根城にしていた女性の事件を思い出しました。
理想の愛
清沢賢二(窪田正孝)が入院中、警察官の柏原(中島歩)が事件には関係のない花言葉の話をします。「理想の愛」。このドラマが「理想の愛」とは何かを主題と捉えて創作されたと考えると、
- 幸せの絶頂で失った家族への愛
- 浮気をしながらも注がれる家族への愛
- 父を殺してしまった事実を隠す家族愛
- 醜いものを見せないために子供の目を潰す母の愛
この物語で語られる行為は、否定できるものではないということでしょうか。
ジャパニーズホラーと言えば、「リング」「仄暗い水の底から」「呪怨」など多くの作品が挙げられますが、それらは視覚から迫りくる恐怖をメインに制作されることが多いように思います。「スイート・マイホーム」では、シチュエーションへの恐怖が描かれています。
念願のマイホームを購入し、そのマイホームが予想だにしない状況を作り出してしまったら…。この作品は、そんな「こわ~」という感覚を呼び起こします。ご興味を持たれた方はぜひご覧ください。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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