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うずひこ
管理人
高校生の時から35年間、映像作品を観続けている50代のVODパートナー 。VODの登場で視聴が加速し、近年は平均800時間、多い年には1,000時間を超えることも。
元・映画監督である妻との対話をヒントに、「この作品は、どんな人が楽しめるか?」を紐解きながら、あなたと作品の素敵な出会いを応援しています 。
このブログが、あなたのVODライフを豊かにする「運命の一本」を見つけるお手伝いができれば嬉しいです。

スーパーマン(2025)は脚本がひどい?ストーリーを捨てて「映像美」を見るべき理由

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シネマゴス

やあ同志。いきなりだけど、『安物買いの銭失い』ならぬ、『高級食材の闇鍋』って食べたことあるか?

うずひこ

また唐突だな、シネマゴス。闇鍋か? さすがに食べる勇気はないけど……もしかして、今回取り上げる『スーパーマン (2025)』のことかい?

シネマゴス

ご名答。業界内でも話題なんだよ。ILM(スター・ウォーズなどを手がける特撮工房)のVFX(視覚効果)チームが数ヶ月かけて作った最高の映像素材を、脚本がミキサーにかけてドロドロにしちゃったんじゃないかってね。制作費の使い方がアンバランスすぎて、胃がキリキリするよ……これじゃあ、今日のランチのパスタも喉を通らない

うずひこ

それは深刻だな(笑)。でも、確かにネット上の評判も『映像は凄いけど話が……』という声が多いみたいだね。よし、今回は新体制DCスタジオの第一弾として注目された本作について、なぜ『脚本がひどい』と言われるのか、そしてなぜ『それでも見る価値がある』のかを、35年の視聴歴にかけて徹底レビューしていこうか

目次

スーパーマン (2025) 基本情報

まずは、本作のスペックを整理しておきましょう。ここを押さえておくと、後述する「映像美」の理由がよく分かります。

  • 劇場公開日:2025年7月11日(日米同時公開)
  • ジャンル:スーパーヒーロー、SFアクション、アドベンチャー
  • カテゴリー:映画
  • 上映時間:2時間9分
  • 制作国:アメリカ合衆国
  • 年齢制限:G(どなたでもご覧になれます)
  • 監督:ジェームズ・ガン(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ)

主要キャスト

  • クラーク・ケント / スーパーマン: デヴィッド・コレンスウェット(『パール』)
  • ロイス・レーン: レイチェル・ブロスナハン(『マーベラス・ミセス・メイゼル』)
  • レックス・ルーサー: ニコラス・ホルト(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)

なぜ「脚本がひどい」と言われるのか? 3つの致命的欠陥

映像美に目を奪われますが、物語を追おうとすると脳が混乱する。なぜこれほどまでに「つまらない」「脚本がひどい」と言われてしまうのか、その原因を具体的に紐解きます。脚本を担当したのは、あのジェームズ・ガンです。彼の手腕をもってしても避けられなかった「事故」の原因は何だったのでしょうか。

「見ればわかること」を全部セリフで説明してしまう

映画には「Show, Don’t Tell(語るな、見せろ)」という黄金律があります。

感情や状況はセリフではなく、役者の表情や行動、風景で示すべきというルールです。しかし、今作はこれを完全に放棄してしまいました。

例えば、クラークとロイスのデートシーン。「僕たちは付き合って3ヶ月だね」「君はこういう食事が好きだよね」と、まるでプレスリリースを読み上げるように関係性を説明し合います。これでは、二人の間に流れる空気感や歴史を感じることができません。

シネマゴス

あれは業界用語で『説明台詞(Exposition Dump)』って言うんだ。シーンを積み重ねるのをサボって、設定資料をそのまま役者に読ませてるようなもんだな。プロット(物語の設計図)の段階で時間が足りなかったのか……ジェームズ・ガンらしくないミスだ

うずひこ

さらに驚いたのが、高度なAIを持つロボット同士が『スーパーマンは太陽光で回復する』とわざわざ口頭で確認し合うシーンです。彼らのOSには基本データとして入っているはずなのに、観客への説明のためだけに喋らされている……これでは物語への没入感が削がれてしまいます

「ジャスティス・ギャング」が物語のノイズになっている

本作はスーパーマン単独の映画(オリジンに近い立ち位置)であるはずなのに、ホークガールやグリーン・ランタンといった他のヒーロー(劇中では「ジャスティス・ギャング」のような扱い)が出しゃばりすぎています。

彼らは物語に有機的に絡むわけではなく、唐突に現れては内輪揉めやジョークを挟み、スーパーマンの出番を食ってしまいます。

これはいわゆる「ユニバース構築のための接待」に見えてしまい、一本の映画としての純度を著しく下げてしまいました。「今後のDCUのために、このキャラも顔見せしておこう」という大人の事情が透けて見えるのです。

主人公が「流されるまま」でカタルシスがない

脚本上の最大の問題は、スーパーマンが「受動的(Passive Protagonist)」になってしまっている点です。

彼が自らの意志で決断し行動するのではなく、周りのヒーローやヴィラン(敵)、あるいは状況に流されて話が進みます。そのため、クライマックスで敵を倒しても、「彼が成長して乗り越えた」というカタルシスが弱くなってしまいました。物語の推進力が主人公の内部にないため、観客は誰に感情移入していいのか迷子になってしまうのです。

それでも見る価値がある!評価「S+」の映像革命

ここまで脚本の弱点を指摘してきましたが、それでも私は「この映画は絶対に一度は見るべきだ」と断言します。

脚本の不出来をねじ伏せるほど、映像技術(VFX・撮影)が異常なまでの高みに達しているからです。ストーリーを無視してでも体験すべき「3つの映像革命」を紹介します。

「隣で飛んでいる」没入感を生むライカレンズ

通常の映画撮影とは異なり、本作ではスチル写真用の広角レンズ「Leica Tri-Elmar」をメインに使用しています。 これにより、スーパーマンの顔の数センチまでカメラが肉薄し、背景がダイナミックに歪む独特の映像が生まれました。「遠くから望遠レンズでヒーローを眺める」のではなく、「自分も一緒に空を飛んでいる」かのような、かつてない没入体験(Intimacy)が得られます。この距離感の近さは、これまでのヒーロー映画にはなかった発明です。

Leica Tri-Elmarイメージ画像
出典:Amazon.co.jp
Leica 超広角/広角 Tri-Elmar-M

重力を感じる「音叉(Tuning Fork)」リグ

飛行シーンも進化しています。従来の「ワイヤーで吊られた感」を消すために、「音叉」型の特殊な回転リグを開発

俳優の体を前後左右にあらゆる角度で回転させることで、急旋回時の「G(重力加速度)」に耐える身体のねじれまでもがリアルに表現されています。

シネマゴス

ただ浮いてるだけじゃなくて、風圧と重力と戦ってる筋肉の動きが見えるんだよ。あれはCGだけじゃ出せない味だねぇ。役者の体幹トレーニングも相当なもんだったろうな

VFXの極致「ビスマス結晶」の破壊美

クライマックスで描かれる「次元の裂け目」の表現は、芸術の域です。

単なる爆発や瓦礫ではなく、虹色に輝く「ビスマス結晶」の幾何学的な模様が増殖しながらビルを侵食していく様は、美しくも恐ろしいシュルレアリスム絵画のようです。この映像体験だけで、お釣りがくると言っても過言ではありません。

映像重視なら「U-NEXT」が相性抜群な理由

さて、ここで重要になるのが「どのVODサービスで見るか」という問題です。各社の配信状況を一覧にまとめました。現時点で、追加料金なしの見放題で視聴できるのはU-NEXTのみとなっています。
※2026年2月10日時点の情報です。配信状況は変動します、加入前に必ず公式サイトで確認してください。

動画配信サービス配信状況備考
U-NEXT 見放題31日間無料トライアルあり
Amazon Prime Video レンタル別途課金が必要
Netflix 配信なし
Disney+ 配信なし
Huluレンタル別途課金が必要

もちろん、Amazon Prime Videoなどのレンタルでも視聴は可能ですが、本作のような「映像の情報量が極端に多く、色彩設計が凝っている作品」においては、U-NEXTの配信仕様が非常に相性が良いと言えます。その技術的な理由を2点解説します。

理由1:ビットレートの高さが「崩壊」を防ぐ

本作の最大の見どころである「ビスマス結晶の崩壊」や「高速飛行時の粒子表現」。

これらは「パーティクル(微細な粒子)」と呼ばれるCG技術が多用されていますが、この表現は動画データの容量(ビットレート)を大量に消費します。

一般的な配信環境では、この激しい動きにデータ転送が追いつかず、映像が四角いモザイク状に乱れる「ブロックノイズ」が発生しやすいのです。その点、U-NEXTは高品位な配信技術(PREMIUM LIVE EXPERIENCE)を導入しており、現在も国内VODトップクラスの高ビットレート(転送速度)を維持しています。

微細な粒子の輝きや、マントの繊維の質感まで、制作陣の意図通りに再現するには最適な環境の一つです。

理由2:IMAX比率(1.90:1)での配信

U-NEXTでの配信版は、映画館のIMAXスクリーンに近い「1.90:1」のアスペクト比で提供されています。

通常のテレビ番組(16:9)に近いサイズで画面いっぱいに映像が表示されるため、上下の黒帯がほとんど出ません。
※視聴デバイスや通信環境により、画質やアスペクト比が異なる場合があります。

シネマゴス

おっ、それはデカイな。画角(アスペクト比)が広いってことは、それだけ広角レンズで撮影されたメトロポリスの空が広く見えるってことだ。スマホやタブレットで見る場合でも、画面をフルに使えるのは大きなメリットだよ

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感想:プロットは忘れて、網膜で楽しもう

最後に、私うずひこが実際に鑑賞して感じた率直なインプレッションをお話しします。

一言で言えば、「目(視覚)は天国、脳(論理)は迷子」という不思議な体験でした。

新設「DCスタジオ」のトップに立ったジェームズ・ガン。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのコミカルとSFアクションを絶妙に配置した作品作りには定評があります。

近年のDCはどちらかというと、アクションより心情との葛藤を描くヒーローものが多い傾向にありました。前シーズンのスーパーマンイメージどう壊すのか、見どころはその一点だったと言えます。

VFXと構図は文句なしに素晴らしく、見ごたえは十分です。大画面で映像技術の最前線を堪能できる一方で、プロットへの過度な期待は禁物です。「楽しくしよう」とするあまり、物語の背骨が折れてしまっている印象を受けました。

アクション映画としてのアドレナリンは出ますが、ドラマとしての感動を求めると肩透かしを食らうかもしれません。ですから、この映画を楽しむコツはただ一つ。「ストーリーの整合性を問う理性スイッチを切り、純粋な視覚刺激として浴びる」こと。これに尽きます。

『スーパーマン(2025)』の総合評価:★4

スーパーマン(2025)
総合評価
( 4 )

まとめ:脚本の粗(アラ)を探すな、画素の密を楽しめ

スーパーマン (2025) は、脚本の完成度という点では「傑作」とは呼び難いかもしれません。しかし、映像技術のデモンストレーションとしては「歴史的傑作」です。

シネマゴス

なるほどねぇ。映画というよりは、世界一豪華な『VFXの最前線』として見ればいいってことかい? それなら腹も立たないし、むしろ眼福だね

うずひこ

そうだな、シネマゴス。脚本家が不在でも、そこに映る『スーパーマンの飛行』は本物だからね。

うずひこ

ぜひ皆さんも、自宅のテレビやスマホのスペックを最大限に引き出す高画質な環境で、この『映像のジェットコースター』を体験してみてください。脚本のことなんて吹き飛ぶくらいの、空の旅が待っていますよ

本作以外にも、今月は注目の配信作品が目白押しです。次に観る作品に迷ったら、こちらのリストも参考にしてみてください。
【2026年2月】サブスク配信カレンダー:私が選ぶ「観たい」リスト

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このブログでは、これからもあなたのVOD選びのパートナーとして、様々な角度から有益な情報をお届けしていきます。

本ページの情報は2026年2月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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