概要
作品情報
- 公開日または配信開始日:2024年10月18日 (日本)
- ジャンル:ホラー、ミステリー、オカルト
- カテゴリー:映画
- 上演時間:133分
- 制作国:韓国
- 年齢制限:PG12
- 主演:チェ・ミンシク (風水師 サンドク役)、キム・ゴウン (巫女 ファリム役)、ユ・ヘジン (葬儀屋 ヨングン役)、イ・ドヒョン (法師 ボンギル役)
- 監督:チャン・ジェヒョン
この作品を観るなら!
視聴可能な主なVOD
*VODとは、ビデオオンデマンドの略で、視聴者が好きなときに好きな動画作品を見ることができるサービスです。
*2025/4現在、月額使用料で視聴出来るサービスのみ表記して
-150x150.png)
見放題独占配信です
この作品を観るなら!プライムビデオの魅力


『破墓/パミョ』を観るなら、見放題独占配信中のプライムビデオが断然おすすめです!『オールド・ボーイ』などで知られる名優チェ・ミンシクの最新主演作を、追加料金なしで楽しめるのは大きな魅力。プライムビデオは月額600円(または年額5,900円)で、『破墓/パミョ』以外にも豊富な映画やドラマ、アニメが見放題。さらに、Amazonの配送料無料やお急ぎ便無料、Prime Music、Prime Readingといった多様な会員特典も利用可能です。エンタメも日常のお買い物も、プライムビデオでまるっとお得に楽しんじゃいましょう!


見どころ
熟練俳優チェ・ミンシクの圧倒的存在感
やはり本作の見どころの一つは、主演のチェ・ミンシクさんの演技でしょう!『オールド・ボーイ』などで世界的に知られる彼が演じるのは、経験豊富な風水師サンドク。土地を読む鋭い眼光、不測の事態にも動じない(ように見える)胆力、そして時折見せる人間味。彼の存在が、この超常現象渦巻く物語に確かなリアリティと重厚感を与えています。他の実力派キャストとの化学反応も見逃せません!
二転三転!予測不能な巧みなストーリー構成
「墓を掘り起こしたらヤバいものが出てきた」という王道ホラーかと思いきや、物語は予想外の方向へ二転三転していきます。前半の悪霊騒動から、後半のより大きな存在との対決へ。まるで二つの映画を観ているかのような感覚に陥るかもしれませんが、その構成が実に見事。場面転換で挿入されるテキスト(ト書き)も効果的で、観客の想像力を掻き立て、最後まで画面から目が離せません。
陰陽師、鬼…日本との不気味な繋がり
物語の核心には、日本の「陰陽師」や「鬼」といった存在が深く関わってきます。単なるモンスターパニックではなく、風水やシャーマニズムといった韓国古来の要素と、日本の呪術的な存在が対峙する構図は非常に興味深い点です。なぜ日本の鬼が韓国の地に封印されていたのか?その背景には歴史的な因縁も…?ホラーとしての恐怖だけでなく、文化や歴史的な側面からも考えさせられるポイントです。
評価
総合評価
出典:Amazon.co.jp破墓/パミョ
感想
-150x150.png)
-150x150.png)
-150x150.png)
『オールド・ボーイ』が大好きなので、主演のチェ・ミンシクさん目当てで鑑賞しましたが、期待を裏切らない、いや、期待以上に構成が見事な作品でした!前半の「墓」を巡るオカルトホラーから、後半の思いがけない展開へとシフトしていく流れが本当に巧みです。場面転換で効果的に使われるト書き(章題のようなテキスト)が、不穏な雰囲気を高めつつ、想像力を掻き立ててくれましたね。
個人的には、「麿(まろ)」と呼びたくなるようなお化粧を施した陰陽師(?)や、鬼の造形など、日本に関する描写には少し引っかかる部分もありましたが、それも含めて韓国エンターテイメントの持つ独特のパワーと、役者陣の見せる迫真の演技に圧倒されました。特にキム・ゴウンさんの巫女役は素晴らしかったです。ホラーとして、ミステリーとして、そして歴史的な寓話としても楽しめる、層の厚い一作だと感じました。
こんなあなたにおすすめ!
王道じゃない、ひねりの効いたオカルト・ホラー映画が観たいあなた
単なる墓暴きじゃない!予測不能な展開にゾクゾクしたい方へ。
チェ・ミンシク、キム・ゴウンら実力派俳優の演技合戦に痺れたいあなた
ベテランと若手の実力派が激突!魂のぶつかり合いを目撃したい方へ。
風水やシャーマニズムなど、東洋の神秘思想や民俗学に興味があるあなた
本格的な儀式や設定に「へぇ!」。ディープな世界観に浸りたい方へ。
歴史(特に日韓関係)が絡む、一筋縄ではいかない物語に惹かれるあなた
ただのホラーじゃない!歴史的な背景も考察したい知的好奇心旺盛な方へ。
「前半と後半でガラッと雰囲気が変わる映画」に驚きと興奮を覚えるあなた
まるで2本分!?ジェットコースターのような構成を楽しみたい方へ。
ネタバレ・トリビア情報(クリックで展開)
真の敵は日本の「鬼」!隠された歴史の闇
物語はパク家の先祖の祟りだけでは終わりません。その墓の下、垂直に深く埋められていたのは、日本の甲冑を纏った巨大な棺。中から現れたのは、長い年月を経て「鬼」と化した日本の将軍(侍)でした。この存在こそが土地を汚染する真の元凶であり、物語後半の主敵となります。この展開は、単なるオカルトから、日本の植民地時代のトラウマを象徴する存在との対決へと物語を昇華させます。垂直埋葬という不自然さ自体が、韓国の地に打ち込まれた「呪いの杭」を暗示しているかのようです。
風水と巫俗(ムーダン):リアルを追求した韓国的オカルト描写
本作のリアリティを支えているのが、韓国伝統の風水(プンス)とシャーマニズム(巫俗/ムソク)の描写です。チャン・ジェヒョン監督は徹底的なリサーチを行い、風水師サンドクの土地診断や、巫女ファリムたちの儀式(クッ)を単なる雰囲気作りでなく、物語の根幹に関わる要素として描いています。土地のエネルギーを読む風水の原則が悪霊出現の原因となり、巫女たちの儀式が悪霊祓いの具体的な手段となる。この韓国固有の文化的世界観が、本作の恐怖とドラマをより深く、説得力のあるものにしています。
鉄杭伝説と独立運動家:登場人物に込められた名前の意味
映画の背景には、日本の植民地支配時代に、韓国の民族精気を断つため風水的に重要な地に鉄杭が打ち込まれた、という俗説(歴史的実証はなし)が色濃く反映されています。垂直に埋められた日本の鬼は、まさにこの「鉄杭」のメタファーとも解釈できます。さらに、主要登場人物であるファリム、ボンギル、サンドク、ヨングンの名前は、実在した韓国の独立運動家たちの名前から取られている、または着想を得ていると指摘されています。これにより、現代のオカルト専門家たちが、過去の独立運動の意志を継ぎ、歴史的な怨念と戦うという、重層的な寓話構造が生まれているのです。
まとめ:『破墓/パミョ』とVODでエンタメを楽しもう!
チェ・ミンシクをはじめとする実力派キャストの競演、二転三転する巧みなストーリー構成、そして背筋も凍るようなおどろおどろしい演出が魅力の『破墓/パミョ』。単なるホラーに留まらず、歴史や文化的な側面からも深く考えさせられる、見応え抜群の一作です。
本作は現在、プライムビデオで見放題独占配信中!映画館へ足を運ぶ時間がなくても、自宅で、好きな時間に、気軽にこの衝撃作を体験できます。プライムビデオなら、『破墓/パミョ』以外にもたくさんの映画やドラマが月々定額で見放題。あなたのエンタメライフを、もっと手軽に、もっと豊かにしてくれるはずです。ぜひこの機会にVODを活用して、『破墓/パミョ』のような話題作をチェックし、充実した時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?


-150x150.png)
-150x150.png)
-150x150.png)
最後までご覧いただきありがとうございました!
この記事へのコメントは、SNSでお願いいたします。 ご意見・ご感想、お待ちしております!
お役に立ったようであれば、 ぜひ記事の共有をお願いいたします。 一人でも多くの方にこの情報が届くよう、 ご協力いただけると嬉しいです。