「哀れなるものたち」は2024年1月26日公開の注目作!アカデミー賞主演女優賞受賞エマ・ストーン主演の冒険ドラマ。ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞、アカデミー賞11部門ノミネートの話題作。ベラの成長と人間性の両面を描いた魅力的な作品をご紹介。
印象的なセリフ『“生”は魅惑的だからあなたの行為を許す。でも嘘と狡猾な罠は許せない』
I am finding being alive fascinating,so I’ll forgive you the act,but always hate the lies and trapping that followed.
『哀れなるものたち 』について
概要
「哀れなるものたち」は、スコットランド作家、アラスター・グレイによる原作を映画化した作品です。
ある女性の不幸な死から、新しい可能性を手に入れる驚きの物語が描かれています。
独特の世界観と美しい映像表現が特徴で、魅惑的な雰囲気が印象的です。ミステリアスで洗練された作品世界に引き込まれ、主演女優エマ・ストーンの圧倒的な演技力にも注目です。
作品情報
- 公開日または配信開始日:2024年1月26日
- ジャンル:ミステリー、ヒューマン
- カテゴリー:映画
- 上演時間:143分
- 制作国:イギリス、アメリカ、アイルランド
- 年齢制限:18+
- 主演:エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー
- 監督:ヨルゴス・ランティモス
視聴可能な主なVOD
*VODとは、ビデオオンデマンドの略で、視聴者が好きなときに好きな動画作品を見ることができるサービスです。
*2024/4現在、月額使用料で視聴出来るサービスのみ表記しています。
わたしは劇場で観ました
皆さんのコメントまとめ
「哀れなるものたち」は魅力的な世界観と圧倒的な演技力が高く評価されている一方で、一部の視聴者からは過激な表現や不気味な雰囲気に対する指摘もあります。
ゴシック小説ならではの独特の世界観を楽しめる作品といえるでしょう。
まとめ
うずひこの評価
イメージ画像哀れなるものたち
感想
『哀れなるものたち』についての感想を書いています。
ヨルゴス・ランティモス監督✕エマ・ストーンさん二作目にして、最高傑作とも言える「哀れなるものたち」。第96回アカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・ストーンさん。2024年初めの話題をさらった「哀れなるものたち」が早くもディズニープラスで配信されます。
天才外科医のゴッドウィン・バクスターは胎児の脳を死亡した母親の体に移植する事に成功し、その観察を続けていた。彼女の名前は「ベラ」。外見は大人だが中身は幼児。その外見に追いつくように、好奇心旺盛な「ベラ」は急速に成長をしていく。そして「ベラ」はダンカンと共に外の世界へと足を踏み出す。
ネタバレ、魅力(クリックで展開)
原題は「Poor Things」、邦題では「哀れなるものたち」。実に良いタイトルを付けられたものです。人間はおろかな存在です。悪いと思っていてもやってしまうし、自分の利益を優先して生きている。我々人間はとても滑稽で、「哀れなるものたち」なのだと、この映画の登場人物をみて思ってしまう。しかし、ベラはその多くの経験を活かし、とても聡明で優雅な女性として物語は終わります。「人間は哀れだけれども、聡明にもなれるのだよ」と言われているようなラストですが、ラストの映像はかなり混沌した画に仕上がっており、”フッ”と笑ってしまうラストです。
気に食わないからもの投げる、楽しいから踊る、婚約し、駆け落ちをして、タトゥー入れ、多くの男性と性交し、一文無しになり、娼婦となって、結婚し、監禁され、医師なり、そして淑女となった。
この映画は何と言っても、エマ・ストーンさん演じるベラの存在に尽きます。幼児から聡明な女性への変貌を、実に見事に演じ分けています。わたしを含め、エマ・ストーンさんは多くのファンを獲得したと思います。
おとぎ話を連想させる映像表現が、この作品の魅力を押し上げています。この不思議な世界の中で、天真爛漫なエマから聡明なエマへの変貌を、是非、お楽しみください。
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