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うずひこ
管理人
高校生の時から35年間、映像作品を観続けている50代のVODパートナー 。VODの登場で視聴が加速し、近年は平均800時間、多い年には1,000時間を超えることも。
元・映画監督である妻との対話をヒントに、「この作品は、どんな人が楽しめるか?」を紐解きながら、あなたと作品の素敵な出会いを応援しています 。
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【2025年10月1日から】NHKプラスはどうなる?新サービス「NHK ONE」とは。移行、料金、登録、NHKオンデマンドとの違いを徹底解説

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「ねえ、ちょっと教えて。いよいよ10月1日からNHKのネットサービスが新しくなるんでしょう?法律が変わるのと同じ日だから、なんだか大きな変更がありそうね。一体何がどうなるのかしら?」

ある日の夕食後、リビングでくつろいでいると、妻が話しかけてきた。彼女は、物事の本質をいつも知りたがるし、何より時間を無駄にすることを嫌う。

うずひこ

「ああ、NHKが新しく始める『NHK ONE』の件だね。ちょうど僕も調べたところだよ」

「あなた、そういうの得意じゃない。で、結局わたしたちは何をすればいいの? 面倒な手続きはごめんだわ」

きっと、皆さんの中にも同じように「何がどう変わるの?」「手続きは面倒?」と感じている方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、我が家で一番厳しい視聴者である妻を納得させるつもりで、2025年10月1日からスタートするNHKの新サービス「NHK ONE」と、それに伴う「NHKオンデマンド」の重要な変更点について、どこよりも分かりやすく解説します。この記事を読み終える頃には、あなたの疑問はすっかり解消されているはずです。

目次

なぜ変わるの? そもそも「NHK ONE」って何?

【背景】法律が変わり、ネット配信が「本業」に!

これまでNHKのインターネット配信は、あくまで放送を補う「おまけ(任意業務)」という位置づけでした。しかし、多くの人がテレビだけでなくスマホやPCで情報や番組を見るようになった今の時代に合わせて、ついに法律(放送法)が改正。2025年10月1日から、ネット配信はテレビ放送と同じくらい重要な「必ずやるべき仕事(必須業務)」へと変わります。

この大きな変化に対応するため、NHKのネットサービスがパワーアップして生まれ変わる。それが「NHK ONE」なんです。

【全体像】バラバラだったサービスを一つにまとめた「統合ポータル」

まず、Webサイトの大きな変更点です。これまで「NHKプラス」やニュースの「NEWS WEB」など、目的ごとに分かれていたWebサイトが「NHK ONE」という一つのポータルサイトに統合されます。これにより、様々なコンテンツにワンストップでアクセスできるようになり、利便性が大きく向上します。

新しいマスコットとして「NHK ONE どーもくん」も登場します。

出典:PR TIMES

【最重要ポイント】アプリは一つになるわけではない

ここが最も注意すべき点です。「NHK ONE」という名前の万能アプリが一つだけ登場する、というわけではありません。アプリは役割分担で、以下のような「新体制」になります。

  • 中心となるアプリ → 『NHKプラス』 これまでの見逃し配信やライブ視聴の中心だった「NHKプラス」アプリが、今回の変更の核としてリニューアルされます。
  • 新しい専門アプリ → 『NHK ONE ニュース・防災』『NHK ONE for School』 ニュースや防災情報に特化したアプリと、学校教育向けのアプリが新たに登場します。目的に応じて使い分ける形ですね。
  • 統合されないアプリ → 『らじる★らじる』『ゴガク』 ラジオの「らじる★らじる」と語学の「ゴガク」は、受信契約の対象外サービスのため、今回の統合には含まれません。これまで通り、独立したアプリとして利用できます。

「NHK ONE」と「NHKオンデマンド」の新ルールを理解する!

2025年10月1日からのサービス変更に伴い、NHKオンデマンドの配信ルールが大きく変わります。

【要注意!】9月29日から、オンデマンドは「放送7日後」からの配信に

これまでNHKオンデマンドは、放送の当日か翌日には過去番組として視聴できるのが魅力でした。しかし、そのルールが変更になります。

  • 変更内容: 2025年9月29日(月)午前5時以降に放送された番組は、本放送が終了してから7日後(1週間後)に配信開始となります。(例:10月1日(水)午前8:00~8:15放送の番組は、10月8日(水)の8:15から配信開始)
  • 理由: 放送法の改正に伴うサービス整理のためです。放送から1週間以内の番組は、新しい「NHKプラス」が担う、という役割分担が明確になりました。
  • 変わらない点: 配信される番組のラインナップや、月額990円(税込)の料金に変更はありません。

つまり、「うっかり昨日のドラマを見逃したから、オンデマンドですぐ見よう!」という使い方が、これからはできなくなります。その代わり、放送後1週間は「NHKプラス」の見逃し配信を利用することになります。

この新しい関係性を、改めて表で確認しましょう。

特徴・側面新しいNHKプラスNHKオンデマンド
ひと言でいうと「今」と「直近1週間」の放送「1週間以上前」の過去名作アーカイブ
見られる速さ放送中(ライブ)〜放送後1週間放送の7日後から
役割放送と1週間の見逃し配信を担う、NHKの新しい玄関口放送後1週間が経過した過去の名作を揃えた有料の書庫
料金放送受信料を払っていれば追加負担なし放送受信料とはに、月額990円(税込)の料金が必要。
主なコンテンツ総合・Eテレのライブ配信&1週間見逃し、ニュース、ラジオなど17,000本を超える過去の番組(総合、Eテレ、BS)のアーカイブ。

この「7日間」という区切りを理解することが、今後2つのサービスを賢く使い分ける鍵になります。

NHKの過去作は魅力的。でも、あなたの月額990円はもっと輝かせられるかも。

あなたの「次に見たい」が必ず見つかる最新ガイド

【実践編】私はどうすればいい? 3つのケース別・移行ガイド

「理屈は分かったけど、具体的に何をすればいいの?」というあなたへ。ご自身の状況に合わせて、やるべきことを確認しましょう。

ケース1:すでに「NHKプラス」を使っているあなた

一番簡単なパターンです。既存のNHKプラス利用者のためには、スムーズな移行プロセスが用意されています。

  • やること: 2025年10月1日以降、まずは新しい「NHK ONE ウェブサイト」にアクセスします。サイト右上の「新規登録」ボタンから手続きを開始してください。
  • 手続きのポイント:
    • 登録画面に進むと「旧NHKプラスを利用されていた方はこちら」という専用の入口がありますので、そちらをクリックします。
    • NHKプラスで登録していたメールアドレスを入力します。
    • そのアドレスに認証コードが届くので、画面に入力します。
    • 最後に、NHK ONEで使う新しいパスワードを設定すれば、手続きは完了です。
  • スムーズな移行とは?: この手順の最大のメリットは、受信契約情報の再登録が不要な点です。とてもスムーズに移行できますね。
  • 注意点: このスムーズな移行手続きの対象となるのは、2025年8月15日までにNHKプラスのID登録が完了している方です。また、移行に使うメールアドレスも、8月15日時点で登録されていたものになりますので、ご注意ください。

ケース2:放送受信契約者で、これからネットサービスを使い始めるあなた

これを機にスマホやPCでもNHKを楽しみたい、という方も多いでしょう。

  • やること: 10月1日以降、「NHK ONE」の公式サイトやアプリから新規アカウント登録を行います。その際、放送受信契約の情報が必要になります。

ケース3:テレビはないけど、ネットでNHKを見たいあなた

テレビ受信機をお持ちでない方でも、NHKの番組をインターネットで視聴するための方法があります。あなたの視聴スタイルに合わせて、2つのサービスから選べます。

① 放送後すぐ見たい(放送後1週間以内)なら → 「NHK ONE」の利用

放送中の番組のライブ配信(同時配信)や、放送後1週間程度の見逃し配信を楽しみたい方は、「NHK ONE」のサービスを利用します。
このサービス(利用規約上の「特定必要的配信」)の受信を開始するにあたり、NHKとの新しい「受信契約」を締結する必要があります。これはテレビをお持ちでない方が、インターネット配信のみを利用するための契約です。NHK受信料が発生します。

② 過去の名作をゆっくり観たい(放送後1週間以上)なら → 「NHKオンデマンド」

放送から時間が経った過去の大河ドラマやドキュメンタリーなどをじっくり楽しみたい方は、別途「NHKオンデマンド」(月額990円・税込)の契約が必要です。 こちらは豊富なアーカイブ作品が揃った、いわば「オンラインのビデオレンタル店」のようなサービスです。受信契約情報の登録は不要です。

  • ポイント: テレビがない場合、「放送中の番組や直後の見逃し配信」を観るには新たな受信契約が、「過去のアーカイブ作品」を観るにはNHKオンデマンドの契約がそれぞれ必要です。この2つは異なるサービスですのでご注意ください。

【Q&A】これってどうなるの? よくある質問コーナー

最後に、細かいけれど重要な疑問にお答えします。

BSの番組は見られるようになりますか?

いいえ、現在のNHKプラスと同様に総合テレビとEテレのみです。BSで放送された過去の人気番組を視聴したい場合は、これまで通り「NHKオンデマンド」を利用する必要があります。

家族でアカウントを共有できますか?

はい、できます。一つの「NHK ONEアカウント」で、最大5つまでユーザープロファイルを作成できます。これにより、家族それぞれがお気に入りの番組を管理できます。

NHKオンデマンドの支払い方法にある「応当日計算」って何ですか?

これは、一部の提携事業者経由で契約した場合の料金計算方式です。従来は月のいつ契約しても1ヶ月分の料金がかかりましたが、「応当日計算」では契約した日を基準に1ヶ月を計算します(例:9月18日に契約した場合、翌月10月17日までが1ヶ月)。Amazon Prime Video経由での支払いは、2025年10月1日以降の購入からこの方式に変わる予定で、より無駄のない支払い方ができるようになります。

NHKオンデマンドを他社サービスから利用する方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
NHKオンデマンドをプライムビデオ、U-NEXTで観るメリット・デメリットを考察、実質無料お試しも可能?

海外からも視聴できますか?

NHKのインターネットサービスは、利用規約で日本国内からの利用に限定されています。そのため、「NHK ONE」は海外から視聴することはできません。

新しい「NHKプラス」をテレビで見ることはできますか?

インターネットに対応したテレビであれば、2025年10月1日から提供される新しい「NHKプラス」アプリをダウンロードすることで視聴できます。これは現在のテレビ向け「NHKプラス」アプリがリニューアル・パワーアップされたものですので、改めてダウンロードが必要になります。

お使いのテレビがインターネットに対応していない場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。ストリーミングデバイスとネット環境があれば、すぐに楽しめるようになりますよ。
ストリーミングデバイスの選び方!

まとめ:役割分担を理解して、NHKのネットサービスを使いこなそう

うずひこ

なるほどね。要するに『放送直後はNHKプラス、じっくり過去作はオンデマンド』という棲み分けが、日付ではっきりしたわけね。これなら分かりやすいわ。

妻からのお墨付きも出たところで、今回の変更点を最後に改めて整理しましょう。

  • 法律改正と同日、新サービス「NHK ONE」がスタート!
  • Webサイトは「NHK ONE」に統合され、ワンストップで便利に。
  • アプリは単一化されず、「NHKプラス」のリニューアルが中心となる新体制に。
  • 【最重要】NHKオンデマンドは9月29日から、放送7日後からの配信に変わります。
  • 放送後1週間以内の番組は「NHK ONE」の見逃し配信で視聴しましょう。

オンデマンドの配信タイミング変更は、最初は少し戸惑うかもしれません。しかし、「放送のすぐあとはONE、1週間たったらオンデマンド」という新しい役割分担に慣れれば、よりシームレスにNHKの豊富なコンテンツを楽しめるようになるはずです。

これからも、あなたのVODライフがより豊かになるよう、正確で分かりやすい情報をお届けしますね。

「もっと色々なネット配信サービスを知りたい!」という方は、当サイトのメイン記事VOD15社徹底比較をぜひチェックしてみてください。
ドラマだけでなく映画やアニメも幅広くご紹介しているので、あなたのネット配信の世界がグッと広がりますよ!

うずひこ

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