エミー賞6部門受賞。Netflixオリジナルドラマ『私のトナカイちゃん』の魅力的な内容や感想をご紹介。リチャード・ガッドとジェシカ・ガンニング主演のヒューマンコメディドラマで、ネタバレや感想、視聴可能なVODなどを網羅。ラストやドラマ以外での情報もお見逃しなく。また、劇中で印象に残ったセリフも紹介しますので、ぜひ探してみてください。
印象的なセリフ『あなたは、そのトナカイにそっくりなの』
Well,you are the spit of that reindeer.
Netflixオリジナルドラマ『私のトナカイちゃん』について
概要
『私のトナカイちゃん』は、売れないコメディアンのドニーが、パブで出会った中年女性マーサに執拗に付きまとわれる真実の物語。
マーサはドニーに「トナカイちゃん」というあだ名をつけ、パブに通い続ける。やがてマーサはストーカーと化し、ドニーの人生を脅かす。
スコットランドのコメディアン兼劇作家リチャード・ガッドが主演、脚本、製作総指揮を務めたNetflixオリジナルドラマ。
作品情報
- 公開日または配信開始日:2024年4月10日
- ジャンル:ヒューマン、コメディ
- カテゴリー:ドラマ
- 上演時間:27-45分(全7話)
- 制作国:イギリス
- 年齢制限:18+
- 主演:リチャード・ガッド、ジェシカ・ガンニング
- 監督:ベロニカ・トフィウスカ、ジョセフィン・ボルネブッシュ
視聴可能な主なVOD
*VODとは、ビデオオンデマンドの略で、視聴者が好きなときに好きな動画作品を見ることができるサービスです。
*2024/6現在、月額使用料で視聴出来るサービスのみ表記しています。
Netflixオリジナルドラマです。
皆さんのコメントまとめ
良いコメント:
リチャード・ガッドの演技力が高く評価されている。自身の経験に基づいた物語構成が魅力的。
ストーカー側の実情にも一定の踏み込みがあり、痛みや様々な感情を抱えた人々の物語を丁寧に描いている。
ユーモアを交えつつ、重要なテーマを扱っており、幅広い視聴者に楽しめる作品。
悪いコメント:
ストーカーの描写が過激で、視聴者によっては胸糞悪い印象を受けるかもしれない。
主人公の男性が自らを男性差別していると感じられる描写があり、違和感を感じる視聴者もいる。
総合的に、『私のトナカイちゃん』は主演俳優の演技力と、ストーカー問題を丁寧に描いた物語構成が高く評価されている一方で、一部の視聴者には過激な描写や男性差別的な印象を与えかねない面もあるようです。
ユーモアを交えつつ重要なテーマを扱った作品として、幅広い視聴者に楽しめる作品だと言えるでしょう。
まとめ
うずひこの評価
イメージ画像私のトナカイちゃん
感想
Netflixオリジナルドラマ『私のトナカイちゃん』についての感想を書いています。
リチャード・ガッドさん主演の「わたしのトナカイちゃん」は、リチャード・ガッドさんの実体験をもとに制作された作品です。日本ではあまり話題になっていませんが、世界規模では2024年4月11日の配信開始以降、5,600万回以上再生されるなど人気のある作品です。
売れっ子コメディアンを目指しロンドンのパブで働くドニー。親切心からある女性客に一杯の紅茶をサービスします。これをきっかけに、その女性から必要に迫られるようになり、苦悩する日々が始まります。
ネタバレ!
人気の代償
ストーカーとして登場する「マーサ」。ネット上では特定の作業が盛り上がり、一人の女性が指摘される。彼女の名前は「フィオナ・ハーヴェイ」。SNSで誹謗中傷を受けたとして、イギリスのテレビ番組に出演し、Netflixを訴えました。また、彼女は数年前、イギリスの政治家に200通を超える攻撃的なメールを送っていたとの報道もあり、ドラマが人気を博したことにより、多くの問題が浮上しています。Netflixが「ガッドの実体験に基づく真実の記録」と擁護していることもあり、事態の収拾は暫くつかないようです。
Sent from my iPhone
このドラマの大きな特徴として、マーサからのメールが挙げられます。iPhoneからメールを送信した際に署名される「Sent from my iPhone」。これが実に効果的な演出になっています。感情が高まっていると「my iPhone」と簡略化したり、「Sant from my iiPhone」等のスペルミス等、実際は見栄のため、iPhoneからの送信と偽装しているわけです。
ドニーの心理
終始語られるドニーの心理。個人的にはかなりやきもきさせられました。「だからドニーどうして?」「ドニー、お前に原因がある!」などとツッコミます。 煮え切らないドニーの気持ちが少しは理解できます。満たされる承認欲求。求められ続け、褒められ続ければ、鳴かず飛ばずの売れないコメディアンが、どんなに満たされた事か。まさに共依存状態でしょうね。
このような描写を巧みに描いています。
トナカイちゃん
マーサが子供ころから大切にしているプレゼントされたトナカイのお人形。マーサはドニーにその唯一の友達を重ねたと告白しています。ドニーのあふれる涙と共に物語の幕は下がります。
制作スタッフは、『このサイテーな世界の終わり』の方々で、共通の趣を感じる画の撮り方などが特徴です。
全7話で約240分の構成で、観やすい作りになっています。個人的にはドニーやマーサに共感することはできませんが、愛すべきキャラクターたちとして魅力を感じます。機会があればぜひご覧ください。
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