概要
作品情報
- 公開日または配信開始日:2018年6月8日(日本)
- ジャンル:ヒューマン、ドラマ
- カテゴリー:映画
- 上映時間:124分
- 制作国:アメリカ
- 年齢制限: G (どなたでもご覧になれます)
- 主演:スティーヴ・カレル (ラリー・”ドク”・シェパード役)、ブライアン・クランストン (サル・ニーロン役)、ローレンス・フィッシュバーン (リチャード・ミューラー役)
- 監督:リチャード・リンクレイター
視聴可能な主なVOD
視聴可能な主なVOD
*VODとは、ビデオオンデマンドの略で、視聴者が好きなときに好きな動画作品を見ることができるサービスです。
*2025/4現在、月額使用料で視聴出来るサービスのみ表示しています。
この作品を観るなら!Amazon Prime Videoの魅力

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(※)配信状況は変動する場合があります。

見どころ
ブライアン・クランストン、あの”ウォルター”を彷彿とさせる!?
世界的ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』でウォルター・ホワイト役を怪演したブライアン・クランストンが、本作では破天荒ながらも情に厚い元海兵隊員サルを熱演!どこか危うさを持ちつつも憎めないキャラクターは必見です。彼の存在が、時に重くなりがちな物語にユーモアと活力を与えています。他の実力派俳優との化学反応も見逃せません!
時を超えた元海兵隊員の”絆”の深さ
30年という長い年月を経ても、戦場で苦楽を共にした記憶は色褪せません。最初はぎこちなかった3人の関係が、旅を通して徐々に変化していく様子は胸を打ちます。多くを語らずとも通じ合う部分、そして過去の出来事が現在に与える影響。彼らの間に流れる、言葉にならない”絆”の深さを感じてください。
これは、喪失と再生の”友情”の物語
息子を失った悲しみ、過去への後悔、そして現在の自分。それぞれが抱える複雑な想いを胸に、3人は旅に出ます。道中での衝突や語らいを通して、彼らは互いを理解し、支え合います。これは単なる同窓会ではなく、喪失を乗り越え、未来へ向かうための、大人たちの友情再生の物語でもあるのです。
原作小説『Last Flag Flying』との比較
本作は、ダリル・ポニクサンによる同名の小説『Last Flag Flying』を原作としています。この小説は、同じくポニクサン原作で1973年に映画化された『さらば冬のかもめ (The Last Detail)』の続編にあたります。

主な共通点
- 物語の骨子: ベトナム戦争を経験した3人の退役軍人が、イラク戦争で亡くなった息子の埋葬のために再会し、旅をするという基本的な物語の流れ。
- キャラクター類型: 悲しむ父親、破天荒な友人、内省的な友人という3人のキャラクター構成。
- テーマ: 喪失、友情、戦争の影響、真実の探求、過去との対峙といったテーマが共通して描かれています。
- ロードトリップ形式: 旅を通じて物語が進行し、登場人物の内面や関係性が変化していきます。
主な相違点
- 登場人物設定: 名前や背景が異なります(例: 小説のミュール・マルホールが、映画では牧師のリチャード・ミューラーに変更)。また、『さらば冬のかもめ』では海軍でしたが、本作では主に元海兵隊員(ドクは元海軍衛生兵)として描かれています。
- 時代設定とエピソード: 映画では2003年という時代設定が強調され、携帯電話の便利さや国土安全保障省による拘束といった独自のエピソードが追加されています。
- 過去の出来事: 映画では、ベトナム戦争時代のモルヒネに関する出来事が、3人の関係性に大きく影響を与えています。
所感: 映画は、原作小説のテーマや感動を大切にしながら、リチャード・リンクレイター監督ならではの視点と、スティーヴ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーンという名優たちの深みのある演技によって、見事に映像化されています。重いテーマを扱いながらも、随所にユーモアを交え、観る者の心に静かな感動と余韻を残す作品に仕上がっています。
それぞれの作品を原作で楽しむ
それぞれの原作を英語で楽しむにはこちら

Last Flag Flying (English Edition)

The Last Detail (English Edition)
評価
総合評価
出典:Amazon.co.jp30年後の同窓会
感想
派手さはないけれど、じっくりと心に染み入るような、重厚感のあるストーリー展開が素晴らしい作品でした。30年もの間、疎遠だった元海兵隊員たち。しかし、かつて生死を共にした彼らの絆は決して色褪せることなく、再会をきっかけに再び強く結びついていく様子に胸が熱くなります。言葉数の少ないドク、お調子者のサル、そして信仰深いミューラー。三者三様のキャラクターが織りなす道中は、時にユーモラスで、時に切なく、目が離せません。友情、そして親子の絆という普遍的なテーマが深く描かれており、特にラスト近く、息子が遺した手紙を読むシーンは、思わず涙が流れました。観終わった後、大切な人のことを想わずにはいられない、そんな余韻の残る映画です。
こんなあなたにおすすめ!
心温まるヒューマンドラマがお好きな方
派手なアクションやどんでん返しはありませんが、人間の感情の機微や関係性の変化を丁寧に描いた作品です。
ブライアン・クランストン、スティーヴ・カレル、ローレンス・フィッシュバーンの演技を堪能したい方
実力派俳優3人のアンサンブルは本作最大の魅力。それぞれの個性が光る演技合戦は見応え十分!
『ブレイキング・バッド』のウォルター役とは違う、クランストンの魅力に触れたい方
破天荒ながらも人間味あふれるサル役は、新たな発見があるはず。
人生における「再会」や「過去との向き合い方」に思いを馳せたい方
長い年月を経た友情の再生や、過去の出来事が現在に与える影響について、深く考えさせられます。若い頃の自分と今の自分を重ねてしまうかも?
映画『さらば冬のかもめ』が好きで、その世界観の”もしも”に興味がある方
直接的な続編ではありませんが、原作の繋がりを知ることで、より深く物語を味わえるかもしれません。戦争というテーマが現代にどう響くか、見比べてみるのも一興です。
ネタバレ・トリビア情報(クリックで展開)
英雄的な死ではなかった?息子の最期の真実
ドクは当初、息子ラリー・ジュニアがイラクで英雄的な死を遂げたと軍から伝えられます。しかし、息子の親友だった海兵隊員から、サルとミューラーは衝撃の事実を知らされます。ラリー・ジュニアは戦闘中ではなく、市場でコーラを買おうとした際に背後から撃たれて亡くなったというのです。この事実を知ったドクは深く傷つき、政府が用意した英雄としての埋葬を拒否します。戦争の公式発表と、時にあまりにもあっけない個人の死。そのギャップが戦争の非情な現実を突きつけます。
あの名作との意外な関係?『さらば冬のかもめ』との繋がり
本作の原作小説は、実は1973年のジャック・ニコルソン主演映画『さらば冬のかもめ』の続編小説にあたります。監督のリチャード・リンクレイターは、映画同士の直接的な繋がりはないとしていますが、原作レベルでの繋がりを知っていると、より興味深く観られるかもしれません。どちらもダリル・ポニクサン原作で、軍隊における友情や任務といったテーマが描かれています。時代は違えど、通底するものが感じられるかも?
キャラクター誕生秘話:サルは元々イタリア系だった?
ブライアン・クランストン演じるお調子者のサル・ニーロン。実は脚本の初期段階では、クイーンズ訛りの強いイタリア系アメリカ人という設定だったそうです。しかし、クランストン自身がアイルランド系のルーツを持つキャラクターとして演じることを提案し、監督もそれを承認。俳優のアイデアがキャラクター造形に影響を与えた一例ですね。もしかしたら、今のサルのキャラクターは、クランストンの提案があったからこそ生まれたのかもしれません。
まとめ:『30年後の同窓会』とVODでエンタメを楽しもう!
今回は、映画『30年後の同窓会』をご紹介しました。30年の時を経て再会した元戦友たちが、失われた息子を巡る旅を通して、再び友情を確かめ合い、過去と向き合っていく姿を描いた感動的なヒューマンドラマです。スティーヴ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーンら名優たちの抑制された、しかし深みのある演技が光ります。
そして、この心に響く物語を、現在見放題で楽しめるのがAmazon Prime Videoです!プライム会員なら、好きな時間に、好きな場所で、追加料金を気にせず本作を鑑賞できます。
忙しい毎日の中でも、VODサービスを活用すれば、映画館に行かなくても、レンタルショップに足を運ばなくても、気軽にエンターテイメントの世界に浸ることができます。『30年後の同窓会』のような感動的な作品に出会えるチャンスも広がりますよ。
ぜひこの機会にAmazon Prime Videoで『30年後の同窓会』をチェックして、VODでもっと豊かなエンタメライフを送ってみませんか?


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