概要
作品情報
- 公開日または配信開始日：2021年11月5日
- ジャンル：サバイバル、SF、ドラマ
- カテゴリー：映画
- 上演時間：116分
- 制作国：アメリカ
- 年齢制限：13+
- 主演：トム・ハンクス (フィンチ役)、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ (ジェフ役/声・モーションキャプチャ)
- 監督：ミゲル・サポチニク
この作品を観るなら！
視聴可能な主なVOD
＊VODとは、ビデオオンデマンドの略で、視聴者が好きなときに好きな動画作品を見ることができるサービスです。
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Apple TV+の魅力
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見どころ
トム・ハンクスが一人で演じ切る世紀末
本作の大きな見どころは、何と言っても名優トム・ハンクスの存在感！ほぼ一人芝居と言っても過言ではない状況で、孤独、病への恐怖、そして愛犬とロボットへの深い愛情を見事に表現しています。荒廃した世界で希望を捨てずに生きるフィンチの姿に、心を揺さぶられること間違いなし。彼の繊細な表情や仕草の一つひとつが、物語に深みを与えています。
ジェフのコミカルで愛らしい言動
フィンチが作り出したロボット「ジェフ」の成長も見逃せません。最初はぎこちない動きと言葉遣いだったジェフが、旅を通して学習し、人間らしい感情やユーモアを身につけていく様子は、微笑ましくもあり、感動的でもあります。時にコミカルな失敗をしながらも、フィンチやグッドイヤーとの絆を深めていく姿は、観る人の心を温かくしてくれます。
フィンチと愛犬グッドイヤーの絆
フィンチの旅の原動力であり、物語の中心にあるのが、愛犬グッドイヤーへの深い愛情です。どんな状況でもフィンチに寄り添い、彼を癒やすグッドイヤーの存在は、荒廃した世界における希望の象徴。言葉はなくとも通じ合う彼らの絆の深さに、思わず涙腺が緩んでしまうかも。犬好きにはたまらない、心温まる関係性が描かれています。
評価
総合評価
出典：Amazon.co.jpフィンチ
感想
うずひこトム・ハンクスの圧巻の一人芝居、これに尽きます！出演者はほぼトム・ハンクス一人。彼は架空のロボット「ジェフ」と対話しているはずなのに、それを全く感じさせません。ジェフを指導し、時に叱責し、その成長に感心する…そのどれもが、まるで本当にそこに相手がいるかのような自然なやり取りに見えるのです。セリフだけでなく、表情や佇まいからもフィンチの心情がひしひしと伝わってきて、さすがは名優と唸らされました。トム・ハンクスの名演を堪能するだけでも、この映画を観る価値は十分にあります。
こんなあなたにおすすめ！
トム・ハンクスが出ているだけで観たくなる！というあなた
『キャスト・アウェイ』のようなサバイバル状況下の人間ドラマが好きなあなた
AIやロボットと人間の絆を描く物語に弱いあなた (ジェフの成長に注目！)
見ているだけで癒やされる、賢くてかわいいワンちゃんが登場する映画が好きなあなた
世紀末やポストアポカリプス設定の世界観にワクワクするあなた
ネタバレ・トリビア情報（クリックで展開）
愛犬のために：フィンチの揺るがぬ動機
フィンチの行動原理は、最初から最後まで「愛犬グッドイヤーの未来を守ること」にありました。自身の死期を悟った彼は、残された時間と知識、技術の全てを注ぎ込み、自分が亡き後もグッドイヤーが安全に生きていけるよう、ジェフに世話の方法だけでなく、危険な世界で生き抜く術を教え込もうとします。彼の死は悲劇ですが、その愛と知識はジェフとグッドイヤーに確かに受け継がれ、未来へと繋がっていくのです。
機械から相棒へ：ジェフの驚くべき成長
起動当初、ジェフは歩行もおぼつかない、限られた知識しか持たないロボットでした。しかし、フィンチとの旅を通して、運転技術や状況判断能力、さらにはフィンチとグッドイヤーの絆を理解するなど、驚異的なスピードで学習・成長していきます。フィンチが時に見せる苛立ちは、ジェフが単なる機械ではなく、試行錯誤しながら成長する存在であることの裏返し。フィンチの死後、託された使命を自らの意志で遂行しようとする姿は、AIが責任感や愛情を持ちうる可能性を感じさせます。
SFファン必見？隠されたオマージュ
フィンチがジェフにインプットする最優先指令の第一条は、SFの巨匠アイザック・アシモフの「ロボット工学三原則」を彷彿とさせます。また、小型ロボット「デューイ」の名前は、孤独な男とロボットの交流を描いたSF映画『サイレント・ランニング』(1972)に登場するロボットへのオマージュ。これらの要素は、本作がSF作品へのリスペクトを持って作られていることを示唆しており、知っているとより深く楽しめるポイントです。
まとめ：フィンチとVODでエンタメを楽しもう！
トム・ハンクスの素晴らしい演技と、人間とロボット、そして犬との間に芽生える温かい絆が胸を打つ映画『フィンチ』。世紀末という過酷な設定ながら、希望と感動を与えてくれる作品です。
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うずひこ最後までご覧いただきありがとうございました！
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