Netflix『ドント・ムーブ』で、あなたは生き残れる? 身体が動かなくなる絶体絶命の状況下で、主人公はどのように生き抜くのか。ネタバレありで結末まで解説。サム・ライミ製作のサスペンススリラーを今すぐチェック!
印象的なセリフ『神は僕だった』
And He was me.
Netflixオリジナル映画『ドント・ムーブ』について
概要
カリフォルニアの森で、悲劇に見舞われた女性が殺人鬼に襲われる! 体が動かなくなるという恐怖に直面し、彼女は絶体絶命の状況に。果たして、彼女はわずかな時間の間に殺人鬼から逃れることができるのか!? ホラー巨匠サム・ライミ製作ということもあり、予想外の展開があなたを待ち受けている!
作品情報
- 公開日または配信開始日:2024年10月25日
- ジャンル:サスペンス
- カテゴリー:映画
- 上演時間:92分
- 制作国:アメリカ
- 年齢制限:16+
- 主演:ケルシー・アスビル(アイリス)、フィン・ウィットロック(リチャード)
- 監督:アダム・シンドラー、ブライアン・ネット
視聴可能な主なVOD
*VODとは、ビデオオンデマンドの略で、視聴者が好きなときに好きな動画作品を見ることができるサービスです。
*2024/10現在、月額使用料で視聴出来るサービスのみ表記しています。
Netflixオリジナル映画です。
皆さんのコメントまとめ
良いコメント
ストーリーの深さ: 主人公の女性が直面する困難な状況が描かれ、感情移入しやすい。
演技力: 俳優たちの演技が高く評価され、特に感情表現が素晴らしい。
緊張感: 映画全体にわたって緊張感が持続し、観客を引き込む。
映像美: 美しい映像と演出が印象的で、視覚的にも楽しめる。
テーマの重要性: 社会的なテーマを扱い、観客に考えさせる内容。
悪いコメント
ストーリーの単調さ: 一部の視聴者はストーリーが予測可能であると感じた。
キャラクターの深み不足: キャラクターの描写が浅く、感情移入しにくいとの意見。
テンポの悪さ: 映画の進行が遅く、退屈に感じる部分があった。
期待外れの結末: 結末が物足りないと感じる視聴者も。
ジャンルの限界: サスペンスとしての要素が薄いとの指摘。
『ドント・ムーブ』は、感情的なストーリーと優れた演技が評価される一方で、ストーリーの単調さやキャラクターの深み不足が批判されています。全体として、視覚的な楽しさと社会的テーマが印象的な作品です。
まとめ
うずひこの評価
イメージ画像ドント・ムーブ
感想
Netflixオリジナル映画『ドント・ムーブ』についての感想を書いています。
制作にはサム・ライミ監督が携わっている。世界で1,500万ドル以上の興行収入をあげた「ドント・ブリーズ」「ドント」シリーズ第二弾という位置づけなのかもしれません。「息をしないで」「動かないで」と行動を制限された状況下での人間心理と状況打開を描いた作品になっています。
息子を亡くした深い悲しみに打ちひしがれていたアイリスは、自ら命を絶とうと考えた。そこに、昔大事故で大事な人を失い、共通の悲しみを持つリチャードの言葉で踏みとどまることが出来た。
リチャードの悲しみに触れたアイリスが、油断したすきに、リチャードはスタンガンでアイリスを気絶させてしまう。
ネタバレ!(ここをクリック)
あらすじ
息子を亡くした深い悲しみに打ちひしがれていたアイリスは、静かに息子を偲んでいました。絶望の淵に立たされていた彼女は、一瞬、すべてを終わらせようと思い、身投げを考えます。しかし、現れた見知らぬ男、リチャードが、身投げを思いとどまらせます。
リチャードの言葉に心を救われたアイリスでしたが、それは甘い罠でした。彼はアイリスを拉致し、彼女から自由を奪い、体を自由に弄ぶ計画を実行に移します。必死に抵抗するアイリスですが、筋肉弛緩剤を投与され、意識はあるものの体は動かせず、声さえ出ない状態になってしまいます。
彼女は絶望の淵に立たされますが、何度も逃亡を試みます。しかし、リチャードの執念は凄まじく、アイリスを助けたビルや警察官さえも殺害してしまいます。
筋肉弛緩剤の効き目が弱まってきたことで、アイリスは言葉でリチャードの動揺を誘います。しかし、湖にボートで運び出され万事休すとなりますが、機転を利かせたアイリスはリチャードの首にナイフを突き刺し、彼を湖に落としてしまいます。自由を取り戻したアイリスは、この過酷な経験が彼女の中に新たな力を呼び覚まし、生きる喜びを再認識させるのです。
見どころはリチャード
フィン・ウィットロックさん演じるリチャードは、型破りなサイコキラーとして魅力的なキャラクターです。愛車の事故で恋人を失った瞬間、彼は自分が彼女の命を絶ったような感覚に陥り、「神は私だった」と自らの存在を神に重ね合わせます。多くのサイコキラーが綿密な計画のもと行動する中、リチャードは計画性よりも衝動的な行動が目立ち、アイリスのナイフを見落としたり、感情のままに嘘をついて人を殺したりと、その行動は予測不能です。しかし、証拠隠滅のためにはしっかりと証拠を焼却するなど、意外な一面も見せます。娘を深く愛しており、妻の意向にも寄り添うなど、善人らしい一面も持ち合わせています。事故によって心に深い傷を負い、「神」という概念に固執するリチャードの歪んだ価値観は、どこか滑稽であり、また切なく感じられます。
ぜひ、リチャードという複雑なキャラクターに焦点を当てて、作品を楽しんでみてください。
予備知識なしで視聴してみましたが、主人公が動けない状況でのサバイバルは斬新でしたが、もう少し緊迫感あふれる展開や、予測不能な事件が欲しかったと感じました。
少しチープさを感じる作品ではありますが、見方によっては楽しむ事が出来ます。ぜひ、リチャードを楽しんでください。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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