Netflix映画『デリヴァランス -悪霊の家-』の概要、感想、キャスト情報、ネタバレを徹底解説。基になった実話、印象に残るセリフも紹介。読者の感想も掲載中。映画の魅力を余すところなくお届けします!
印象的なセリフ『福祉局に戻りやがれ!』
You get your ass back to social services!
Netflix映画『デリヴァランス -悪霊の家-』について
概要
エボニー・ジャクソンは、3人の子供と共に新しい家に引っ越したが、母親の治療費や過去の問題から困難な状況に直面している。
子供たちは目に見えない存在に悩まされ、異常行動を示すようになる。
児童保護サービスの介入や周囲の人々との対立が続く中、家族はさまざまな試練に直面し、信仰や絆を通じて解決を目指す物語が展開される。
作品情報
- 公開日または配信開始日:2024年8月30日
- ジャンル:ホラー
- カテゴリー:映画
- 上演時間:112分
- 制作国:アメリカ合衆国
- 年齢制限:16+
- 主演:アンドラ・デイ(エボニー・ジャクソン)、グレン・クローズ(アルバータ・ジャクソン)
- 監督:リー・ダニエルズ監督(代表作:プレシャス)
視聴可能な主なVOD
*VODとは、ビデオオンデマンドの略で、視聴者が好きなときに好きな動画作品を見ることができるサービスです。
*2024/9現在、月額使用料で視聴出来るサービスのみ表記しています。
ぼくはNetflixで観ました
皆さんのコメントまとめ
良いコメント
ストーリーの深さ: 家族の絆や信仰をテーマにしたストーリーが評価されており、感情的な要素が強いと感じる視聴者が多いです
演技力: 俳優たちの演技がリアルで、特に子供たちの演技が印象的だという意見がありました
緊張感: 恐怖感を巧みに演出しており、観客を引き込む力があると評価されています
悪いコメント
テンポの悪さ: 一部の視聴者は、ストーリーの進行が遅く感じられ、退屈に思ったと述べています
キャラクターの薄さ: キャラクターの描写が浅く、感情移入しにくいという意見も見受けられました
結末の不満: 結末が期待外れで、物語の締め方に不満を持つ視聴者が多いようです
この映画は、家族の絆や信仰をテーマにした深いストーリーが評価される一方で、テンポやキャラクターの描写に関する批判も存在します。全体として、視聴者の感情を揺さぶる作品であることが印象的です。
まとめ
うずひこの評価
イメージ画像デリヴァランス -悪霊の家-
感想
Netflix映画『デリヴァランス -悪霊の家-』についての感想を書いています。
「THE FOLLOWING STORY IS INSPIRED BY TRUE EVENTS」(この物語は実際の出来事からインスピレーションを得たものです)と始まるこの映画。出演者の多くが黒人である中、グレン・クローズさんの役どころが非常に気になるキャスティングです。
素行の悪い母エボニーは3人の子供を抱え、児童福祉局から逃れるように転居を繰り返していました。ペンシルバニア州で得た住まいは古く、異臭を放ちハエがたかる地下室がありました。始まりはアンドレからでした。彼は姿の見えない何かと会話をし、それを秘密にしていました。次から次へと子供たちに襲う奇怪な出来事。「この家には何かいる」。ジャクソン家を襲う恐ろしい正体とは何なのか。
ネタバレ!(ここをクリック)
「Ammons haunting case」と知られる事件が着想ネタ
「Ammons haunting case」とは、アメリカインディアナ州ゲーリーで起こったとされる悪魔憑き事件のことです。玄関にハエが群がる家に引っ越したことにより、3人の子供たちに次々と怪奇現象が起こりました。意識を失い宙に浮く長女、なんらかの力で壁に叩きつけられる長男、次男は「お前を殺してやる」等と無意識に言葉にしていました。こうした証言に対して、病院や福祉局は懐疑的でしたが、ある一人の神父による悪魔祓いにより、事態は沈静化したとされています。
家族は2012年にインディアナポリスに引っ越しました。その後、2014年にザック・バガンズによりこの家が購入され、ドキュメンタリー映画が撮影されました。
キャスト
アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたこともある女優が、話題作で重要なキャラクターを演じるという、豪華なキャスティングです。
役名 | 役者名 | 代表作品(役名) |
---|---|---|
エボニー・ジャクソン(母) | アンドラ・デイ | ザ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ(ビリー・ホリデイ) |
アルバータ・ジャクソン(祖母) | グレン・クローズ | 危険な情事(アレックス・フォレスト) |
ナサニエル・ネイト・ジャクソン(長男) | ケイレブ・マクラフリン | ストレンジャー・シングス(ルーカス・シンクレア) |
シャンテ・ジャクソン(長女) | デミ・シングルトン | ドリームプラン(セリーナ・ウィリアムズ) |
アンドレ・ジャクソン(次男) | アンソニー・B・ジェンキンス |
流石のグレン・クローズ
出演者の中で唯一の白人であるグレン・クローズさんが際立っています。ぽっちゃり体型ながら下着を露出して色気を振りまく姿や、抗がん剤治療のために抜け落ちた地毛を晒す容姿とウィッグを付けた時に見せる容姿への変貌が実に見事です。敬虔なクリスチャンの一面と、バットで威嚇する素行の悪い部分が「危険な情事」を想起させます。
リー・ダニエルズ監督の作品を観たことがなかったのですが、正直なところ不思議な展開に「?」が多かったです。もう少しプロットに工夫があれば、私にも納得できるものになり、もっと楽しめたと思います。
それでも、ホラージャンルをあまり観ない私にとっては新鮮でした。最近の「ヴィーガンズ・ハム」や「ミーガンM3GAN/ミーガン」など、コメディ要素がある作品が多かったので、その分楽しめました。
実際に起こったら決して笑いごとではありませんが、そのような気持ちで視聴すると、恐怖が増すかもしれませんよ。
\ ご加入ご検討中の方はこちらから /
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントは、下記SNSにお願いいたします。