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告白コンフェッションを120%楽しむためのネタバレ解説!心理戦スリラーの謎を解き明かす

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映画『告白コンフェッション』ネタバレ全解説!心理戦がスリリングなこの映画の結末、さゆりの死について考察。生田斗真×ヤン・イクチュン共演で話題沸騰のサスペンスを、余すところなくご紹介します。【#告白コンフェッション #ネタバレ #映画感想】
また、劇中で印象に残ったセリフも紹介しますので、ぜひ探してみてください。

印象的なセリフ『告白した、お前が悪い

目次

日本映画『告白 コンフェッション』について

概要

猛吹雪の山中で、過去の殺人を告白する男。しかし、死を覚悟したその直後、山小屋を発見! 親友への衝撃の告白に、2人の関係は一変。

原作は『カイジ』の福本伸行×『沈黙の戦艦』のかわぐちかいじ! 主演は生田斗真×ヤン・イクチュン! ️ 密室で繰り広げられる心理戦がスリリング! ✨ 最後まで目が離せない!

作品情報

  • 公開日または配信開始日:2024年5月31日
  • ジャンル:サスペンス、ホラー
  • カテゴリー:映画
  • 上演時間:74分
  • 制作国:日本
  • 年齢制限:16+(NETFLIX)、PG12(Lemino)
  • 主演:生田斗真さん(浅井啓介)、ヤン・イクチュンさん(リュウ・ジヨン)
  • 監督:山下敦弘監督(リンダ リンダ リンダ、1秒先の彼、カラオケ行こ!)

視聴可能な主なVOD

*VODとは、ビデオオンデマンドの略で、視聴者が好きなときに好きな動画作品を見ることができるサービスです。

2024/10現在、月額使用料で視聴出来るサービスのみ表記しています。

うずひこ

ぼくはNetflixで観ました

皆さんのコメントまとめ

うずひこ

良いコメント
心理描写の深さ: 登場人物の内面が丁寧に描かれており、感情移入しやすい💖。
緊迫感のある展開: 予測不可能なストーリー展開が観客を引き込む🚀。
演技力の高さ: 主演の生田斗真と役者陣の演技が素晴らしい👏。

悪いコメント
ストーリーの複雑さ: 複雑なプロットが理解しづらいとの意見も🤔。
暗いテーマ: 内容が重く、気分が沈むと感じる視聴者もいる😞。

このように、「告白 コンフェッション」はその深いテーマと緊迫感で高く評価される一方、ストーリーの複雑さや暗さに対する意見も存在します。観る人によって感じ方が異なる作品です🎬。

参考サイト

まとめ

うずひこの評価

告白 コンフェッション
総合評価
( 2.5 )
イメージ画像

感想

日本映画『告白 コンフェッション』についての感想を書いています。

原作:福本伸行先生、作画:かわぐちかいじ先生という異色のコンビで、2004年に休刊となった「ヤングマガジンアッパーズ」で連載されていた漫画を基にした『告白 コンフェッション』。昨年から精力的に新作を発表している山下敦弘監督を迎え、生田斗真さん、ヤン・イクチュンさん主演で制作された作品です。

出典:amazon.co.jp

山岳部OBの浅井とジヨン。かつて事故死したとされる山岳部のメンバー、さゆりの供養のため、毎年登山を続けていました。今年は猛吹雪に襲われ、視界を奪われたジヨンは足を骨折してしまいます。死を覚悟したジヨンは、事故死したと思われていたさゆりを自分が殺してしまったと浅井に告白します。この告白が二人の運命を大きく変えることになります。

ネタバレ!(ここをクリック)

何故さゆりは殺されたのか

ジヨン

ジヨンはさゆりに恋愛感情を抱いており、その想いが一方通行であることに強い不満や嫉妬を感じていた可能性があります。特に、さゆりの浅井への好意を目の当たりにすることで、その感情は増幅されたと考えられます。
さゆりのペアの申し出を、浅井への当てつけと捉えたことは、ジヨンの嫉妬心をさらに煽ったと考えられます。
さゆりの言動によって、ジヨンの自尊心が大きく傷つけられた可能性があります。
さゆりがジヨンを「人として見ていなかった」という発言は、ジヨンの存在価値を否定されたように感じさせた可能性があります。
また、「ごみみたいに捨てた」という言葉は、ジヨンがさゆりに完全に拒絶されたと感じ、深い絶望感に陥ったことを示唆しています。
恋愛感情、嫉妬、自尊心の傷つきといった様々な感情が、ジヨンの内部で複雑に絡み合い、最終的に爆発してしまった可能性があります。 さゆりの言動が、その引き金となったと考えられます。

浅井

さゆりは妊娠し、生みたいと思ったが、浅井は育てる自信がなく、生んでほしくなかった。どうしても生みたかったさゆりの存在を疎ましく思っていた浅井は、息を吹き返したさゆりの喉元に手をかけた。

結末考察

24分頃の浅井の眠りの描写では、ジヨンが止血バンドとトレッキングポールを所持していることが確認できます。62分頃、浅井が目覚めた際も、ジヨンの持ち物は同じでした。この描写から、24分から62分までの出来事は、浅井の夢であったと推測できます。

66分頃、浅井はさゆりの笑顔を見ますが、それは単なる笑顔ではなく、ジヨンへの『告白』について『ざまぁ』というメッセージを含んでいるように思われます。さゆりの怨念が、浅井の無意識に働きかけたのかもしれません。

結局、夢と現実を混同し、ジヨンの知らないさゆりの子供の事を「告白」してしまった浅井は、夢とは逆の立場で、ジヨンを追い詰め殺してしまったのではないでしょうか。

浅井の強い強迫観念が、夢でも、現実でも自分を追い込んでしまったようです。

コメディホラー

山下監督のインタビュー記事では、「おかしみ」「ユーモア」「笑い」という言葉が頻繁に登場します。「サスペンス」ジャンルとして公開されている本作ですが、ジヨンの迫りくる表情や神出鬼没な行動は、ホラー映画さながらの恐怖を醸し出します。また、浅井の猜疑心は度を超え、滑稽にさえ思えてくるほどです。山下監督は、このような演出にコメディ要素を意図的に取り入れたと語っています。この視点で作品を見返すと、不気味さと笑いが奇妙に混ざり合い、不思議な感覚に陥ります。

NETFLIX映画ランキング1位作品ということで視聴しましたが、全く予備知識がありませんでした。ほぼワンシーンで繰り広げられる作品なので、舞台劇の映像化かと思いましたが、二人の巨匠による漫画が原作だったと知り、大変驚きました。

ヤン・イクチュンさんの圧倒的な存在感は、生田斗真さんを圧倒するほどです。演出もホラー要素が強く、心理描写で恐怖を煽るというより、ビジュアルに工夫を感じます。強風が荒ぶる屋外と静かな室内、美しい山小屋内部など、細かい演出に疑問を感じる部分もありましたが、それがこの作品の独特な世界観を作り出しているのかもしれません。

原作の日本人同士の設定を韓国人に変更した点は、作品に深みを与えていると感じます。ヤン・イクチュンさんの演技を堪能できるだけでなく、人間の心の闇を描く物語に、私は考えさせられました。

この結末をどう思いますか?私は人の醜さを感じざるを得ませんでした。ぜひ、皆さんもそれぞれの楽しみを見つけてください。

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うずひこ

最後までご覧いただきありがとうございました。

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