映画『あんのこと』は実話に基づく感動のヒューマンドラマ。主演・河合優実が孤独少女の変化を描く感情深い演技が光ります。衝撃の結末や元ネタとなった事件の詳細を解説し、心を揺さぶるストーリーをお届け。今すぐ視聴して、感動の瞬間を体験してください!
印象的なセリフ『すいません。すみません。』
映画『あんのこと』について
概要
映画『あんのこと』は、実話を基にした感動的なヒューマンドラマです。
河合優実が孤独な少女・香川杏を演じ、彼女の変化を描きます。監督は「SR サイタマノラッパー」の入江悠監督。
事件や感情の深さに迫るストーリーが観客の心を揺さぶります。
2024年6月7日に公開され、早くもAmazon Prime Videoで視聴可能となりました。
作品情報
- 公開日または配信開始日:2024年6月7日
- ジャンル:ヒューマン
- カテゴリー:映画
- 上演時間:113分
- 制作国:日本
- 年齢制限:PG12
- 主演:河合優実(香川杏)、佐藤二朗(多々羅保)、稲垣吾郎(桐野達樹)
- 監督:入江悠監督(代表作:SR サイタマノラッパー、映画ネメシス 黄金螺旋の謎)
視聴可能な主なVOD
*VODとは、ビデオオンデマンドの略で、視聴者が好きなときに好きな動画作品を見ることができるサービスです。
*2024/9現在、月額使用料で視聴出来るサービスのみ表記しています。
プライビデオの独占見放題作品です。
皆さんのコメントまとめ
良いコメント
・感情の深さ: 映画は、主人公の複雑な感情を丁寧に描写しており、観客に強い共感を呼び起こす💖。
・演技力: 河合優実の演技が素晴らしく、特に感情表現がリアルで引き込まれる🎭。
・ストーリーの独自性: 他の作品とは異なる視点からの物語展開が新鮮で、観る者を飽きさせない✨。
悪いコメント
・テンポの悪さ: 一部の観客は、ストーリーの進行が遅く感じられ、退屈に思ったと述べている⏳。
・結末の不明瞭さ: 結末が曖昧で、すっきりしない印象を持つ人も多い❓。
この映画は、感情の深さや演技力が高く評価される一方で、テンポや結末に対する不満も見受けられます。全体として、観客に強い印象を与える作品です🌟。
まとめ
うずひこの評価
イメージ画像あんのこと
感想
映画『あんのこと』についての感想を書いています。
民放ドラマ「不適切にもほどがある!」で広く名前を知られ、今年だけでも出演映画が4本公開予定となっている注目の女優、河合優実さんが主演を務め、「SR サイタマノラッパー」で多くのファンを獲得した入江悠監督が新聞記事にあった実話をもとに制作した作品です。
母親から売春を強要され、家族の生活費を賄っていた「あん」。やくざ風の男に覚醒剤を強要され、それ以来常用を続けていました。身も心もズタズタな彼女を変えたのは、捕まえて取り調べを担当した刑事、多々羅でした。多々羅の気持ちに応えるように、あんは新しい生活を築いていきます。
そんな彼女を襲ったのは世界規模の感染病でした。
ネタバレ!(ここをクリック)
この映画は実際にあった事件に基づいている
こうしたクレジットで始まる映画「あんのこと」ですが、2020年6月にデジタル朝日で掲載された記事が元になっています。佐藤二朗さんが演じた多々羅保刑事も実在の刑事がモデルで、相談に来た女性の下着姿を撮影したとして特別公務員暴行陵虐罪で逮捕されています。桐野達樹(稲垣吾郎さん)は、この記事を書いた新聞記者がモデルのオリジナルキャラクターです。
この記事をもとに、主演の河合優実さんと「あん」の人物像を作り上げていったと入江監督は語っています。
リハーサルをするなかで河合優実さんから『自分が守らなきゃ、お母さんが大変なことになるみたいに、今感じています』っていう言葉が出てきたんです。
引用:https://numero.jp
そうか、だから彼女は母親に暴力を振るわれても家を出ないのかって、その一言から見えてきたんです。河合さんが演じるなかでどんどん当事者に接近していく、そこで見えてきたものがすごく大きかったですね。
キャスティング
河合優実さんの頑張りには拍手を送りたいですが、他の出演者にはキャスティングに問題があると思います。こうした特異なキャラクターには、そのキャラクターに合ったイメージを持つ役者が不可欠だと感じます。
最近の作品で言えば、Netflixドラマ「地面師」の後藤義雄役のピエール瀧さん。「やはりこの役はピエール瀧さんだよね」と多くの人が思ったのではないでしょうか。
佐藤二朗さんがヨガを教える姿は滑稽でしかありません。主要出演者が少ない作品だけに、キャスティングにはもう少し力を入れてほしかったです。
キャストの詳細は公式でご確認ください。
ラスト
多々羅保の献身的な協力で失っていたものを取り戻そうとする「あん」でしたが、世界規模でのコロナ感染症の流行により、働いていた特別養護老人ホームは休職となり、夜間中学校も休校。信頼していた多々羅保にも連絡がつかなくなります。そんな彼女にひとときの希望を持たせたのが、強引に預けられた「隼人」でした。隼人を献身的に育てることで、彼女は生きがいを感じていました。
そんな中、母・春海があんの居場所を突き止め、金をせびります。仕方なく売春でお金を工面し自宅に戻ると、そこに隼人はいませんでした。春海が「うるさいから児相に連絡したら、連れて行った」と。
何もかも失ってしまったあんは、再び覚醒剤を手に取ってしまいます。毎日書き続けた日記も続きを書くことができず、燃やそうとしますが、幸せの詰まった日記を燃やすことはできませんでした。ベランダから空を見上げると、一年遅れで開催されたオリンピックの開幕を知らせるブルーインパルスが目に入ります。
燃え残った日記の1ページを胸に、あんは飛び降ります。
小規模公開で始まったそうですが、その話題性で公開劇場も増えていった本作。プライムビデオでも公開されると同時に映画ランキング1位となりました。いつもながら何の前情報もなく視聴しました。
キャスティング、シナリオ、演出…言いたいことは山ほどありますが、「あん」の気持ちを考えると涙が止まりません。他人事では終わらせてはいけない、事実に目を向けなくてはいけない。考えるきっかけを見つけたい方は、ぜひご覧になってみてください。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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